7月8日から7月9日の二日間をかけて行われた王位戦の初戦は木村八段が勝利しました!
今期負けなしの羽生さんに初の土をつけたということは大変偉大なことなのではないでしょうか。
対局の戦型は相矢倉となり、羽生王位の攻めをしっかりと受けた後の木村八段の反撃で快勝となりました。
千駄ヶ谷の受け師の異名に恥じない受けを見ることができたと思います!
個人的に印象的だった指し手は74手目の5八歩でしょうか。
まさにプロの一手というか、見ていて気持ちの良い歩の使い方だなあと感じました。
昨年のNHK杯での羽生さんとの対局では、木村八段が残酷に攻め潰されていたため大変不安だったのですが、そんな不安は一掃してくれるような会心譜を残してくれました。
次戦以降も厳しい戦いが続くとは思いますが、是非頑張って頂きたいです!